重量木骨の家

忙しなく過ごす日常の中で、「住まい」という自分だけの空間は、非日常を感じる特別な空間であってほしい。

壁一面に広がる美しい眺望や、四季の移ろいを感じる庭の樹々たち。
息を飲むような大空間のリビングや、本物だけが醸し出す高級感や経年美。

高級リゾートホテルや別荘のような非日常な空間を「住まい」という日常へ落とし込む。
それはある種「住まい」という枠を飛び越えた自由な発想から生まれる空間やマテリアルでしか作り出すことが出来ない。

しかし「美しい」だけでは、「住まい」としての本当の価値を見出すことはできない。
住まい手に寄り添った暮らしやすさ、つまり「住まい」としての「用」を果たすことで、永きに渡り愛される「住まい」となる。

我々は、「用」と「美」の実現で、新たな「住まい」の概念を生み出していく。